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温度ヒューズ(その他の注意点)

品質管理上の注意

温度ヒューズが入荷した際には輸送中に破損していないかどうかを確認して下さい。最終製品に組み込む前後に電気抵抗を測定したり、X線を使用して確認すればさらに確実な品質管理が行えます。

温度ヒューズの保管は,温度ヒューズが包装箱またはポリ袋に入った状態で、温度-10℃~+40℃、相対湿度30~75%で、急激な温湿度変化がなく、直射日光、振動、衝撃等が加わらない場所で保管してください。

このカタログに書かれている注意事項をお守り下さい。不適切な取り扱いをしますと温度ヒューズが動作温度より低い温度で動作したり、動作温度を越えても動作しなくなる恐れがあります。

動作した温度ヒューズの修理、交換に関する注意

  1. 温度ヒューズは修理できません。また、サイズが小さく、交換されるよう意図されていません。
  2. 異常加熱により機器の絶縁材料等が劣化していることが懸念されるため、温度ヒューズを交換して機器を再利用することはお勧め出来ません。動作した温度ヒューズを交換する場合は、自らリスクを負うことを条件に、以下の用件を満たしたうえで交換願います。
    ・同じメーカー、同じ品番の温度ヒューズと交換する。
    ・完全に同じ方法で取り付ける。
    ・温度ヒューズが動作した原因が完全に排除されている。
    ・温度ヒューズを取り付ける機器の絶縁特性及び、その他の安全性能が劣化していない。

トラッキング指数

温度ヒューズ毎に異なりますので、個々にお問合せ願います。

遮断電流値(Ib)

遮断電流値(Ib)は定格電流値の1.5倍です。

過負荷過渡電流値(Ip)

過負荷過渡電流値(Ip)は定格電流値の15倍です。

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